絶賛開催中の酒田雛街道。山居倉庫にある酒田夢の倶楽でもお雛さまが展示されているということで見に行ってきました。酒田夢の倶楽では令和3年4月4日(日)まで、酒田の旧家である加藤家に伝わるお雛さまが展示されています。順路から入るとすぐに鵜渡川原人形が展示されていました。

鵜渡川原人形は京都の伏見人形がその源といわれ、酒田では江戸時代末期頃から作られていました。明治25年頃、鵜渡川原(現在の亀ヶ崎)に工場が移転したことからその名が付けられたようです。鵜渡川原人形のお雛さまです。庶民の暮らしに息づいたものとだけあって、柔らかいフォルムが愛らしいですね。順路にそって進むと雛の飾り菓子が、さらに奥には傘福が展示されていました。

ケシ粒のように小さい芥子雛の展示もありました。小さくてなんとも可愛らしいです。

そして1番奥には加藤家のお雛さまが展示されていました。サイズが大きく、表情も豊かな美しいお雛さまで実に壮観です！こちらは写真撮影禁止でしたので、ぜひ夢の倶楽で実物を見ていただきたいです。お雛さまと並んで、人形作家・大滝博子さんによって制作されたＮＨＫ連続テレビ小説「おしん」をテーマにした人形ギャラリーも展示されていました。

さまざまなお雛さまや「おしん」の人形ギャラリーまで楽しめて入館料は無料です。

みなさんも山居倉庫 夢の倶楽で酒田に伝わるお雛さまの歴史に触れてみてはいかがでしょうか。

山居倉庫はこちら↓

前の記事へ

記事一覧へ

次の記事へ